20代で起業したいと人に、起業する前に知っておいてほしいことがあります。
私自身、28歳で起業しました。
もともと起業家のコンサルティングを行なっていましたので、リスクを低くした上で起業することができました。
毎期計画を越える売上となっています。
20代起業は注意!倒産の原因とは
中小企業が倒産してしまう理由の最も大きな原因は、「販売不振」です。
倒産理由の役7割が販売不振(売上があがらない)となっています。
売上さえ獲得できれば、倒産することはありません。
売上をあげる方法は至って簡単です。
「求められているサービスを作って売る」ことです。
それでは、そのために必要なことを詳しく見ていきましょう。
20代の起業と学生起業で気をつけるべきこと
20代の学生起業で陥りやすいリスク事項を上げていきます。
自分自身が当てはまらないかを確認してみてください。
もし当てはまる場合は、後半に記載してある20代の学生起業を成功に導く方法も確認してください。
ニーズがあるビジネスか
20歳代の起業や学生起業となると、社会人経験がない分、ノウハウ勝負になると不利になる場合があります。
そのためターゲットの顧客が求めているサービスを展開していくことが大事です。
- ターゲット顧客が抱える課題を解決できるもの
- ターゲット顧客の今よりもいい未来に近づくためのもの
上記のように、マイナスを0に持ってくるための課題解決のサービスか、自己実現の欲求を満たすためのサービスであると売上を獲得しやすい傾向にあります。
逆に売上に結びつきにくいサービスとして、「予防の商品」が挙げられます。
予防のサービスにお金をだすよりも、課題が発生した時に今すぐ解決したい!を満たすサービスのほうが売りやすい傾向にあります。
初めて取り組む事業としては、「予防の商品」ではなく、ニーズが顕在化している。
今すぐ課題を解決したい!というサービスがおすすめです。
自分の強みを活かせているか_20代でも学生でも強みはある
20代で起業する場合、活かせる強みはまだ少ない可能性がありますが、それだけで諦める必要はありません。
昨今求められているサービスは、「専門性が高い尖った商品」の傾向が強いと感じます。
どこのだれにお願いしても大丈夫なサービスではなく、「私にしかできないこと」が大事です。
ターゲットを絞り込み、サービス内容を絞り込み、自分の強みが最大限活かせるサービス。
まずは一点突破で、事業を拡大していきましょう。
資金が潤沢になった段階で、新たなサービスを立ち上げていくことをおすすめします。
自分の強みを分析する方法は下記となります。
- 自分が社内(校内)で貢献できていることは何か
- 自分がお客様(社会的)に貢献できていることは何か
- 貢献できていることの具体的な行動は何か
- 他の人にはできないスキルは何か
上記4つを片っ端から洗い出してください。
自分の強みが事業に活かせることが確認できたら事業を思い切って始めてみましょう。
競合の調査ができているか
競合調査の必要性については、「敵がだれであるかを認識する」ということです
競合サービスの「コンセプト」を確認する必要があります。
最低限確認すべき情報は下記となります。
- 競合サービスの価格
- 競合サービスの特徴
- キャッチコピー
- その他・・・・
敵を知って初めて、自分のサービスを選択することのメリットがわかります。
比較対象がとこなのかをしっかりとビジネスモデルを考案する前段階で調査しましょう。
競合の調査の具体的な方法については、SBMCの起業塾の講座内で説明しています。
競合よりも魅力的な商品か
競合よりも魅力的な部分はどこにあるのかをしっかりと伝える必要がります。
昔は、直接営業を行う・電話営業をする。という直接の情報提供が一般的でした。
今では、「WEBサイトやSNS」で情報を見てもらい判断していただくことが主流となっています。
すなわち、しっかりとWEB上で情報をわかりやすく提供する必要があります。
競合と比較してどうなのか、という情報を表にして入れてあげましょう。
ただ単純に金額とサービス内容を記載しても、見込み客がどこと比べて何かいいのかわかりません。
しっかりと競合を調査した上で、魅力的な情報を発信しましょう。
売り方を考えられているか
私が創業のコンサルティングを行う上で一番大事にお伝えしているのが「売り方をデザインできているか?」です。
売り方が決まっていないというのは、販売する場所がわからない。ということではありません。
- 商品のターゲットが明確か(誰が可能のか)
- USPはなにか(USPは下で解説)
- どのように顧客に接触するか
- WEBの接触戦略
- リアルでの接触戦略
- 活用するSNS
- それぞれのSNSの運用コンセプト(誰に対してどんな情報を発信して、どのような行動を促すか)
- WEBサイトの集客戦略(どのようなキーワードでSEO対策を実施するか)
- どのような媒体に広告を配信するか
- デジタルマーケティングの具体的な行動計画
- ・・・・・
簡単に記載しただけですが、それなりにあります。
販売の方法が明確ではないビジネスでは、売上を獲得するのは運任せの博打と同じです。
戦略を立てて、実行し改善する習慣を作りましょう。
USPとは
USPとはユニーク・セリング・プロポジションの略となっており、自社独自の売りのことを指します。
よくあるのが、競合他社と比較してどこがいいのか明確ではないけど、とにかくうちの商品を買ってください!ということです。
お客様は、あなたの商品を買うことでしか得られない対価を得るために商品を購入します。
しっかりと「うちの商品・サービスを購入することでしか得られない価値」を伝えましょう。
20代の起業・学生起業を成功に導く方法
20代の起業・学生起業を成功に導くために、必要なことをお伝えしていきます。
ぜひそれぞれの項目ごとに自社のサービスをブラッシュアップしてみてください。
ニーズを調査し、売れる商品を売る
自分の常識は他人の非常識であるという言葉があります。
自分がいくらいいと思っても、民衆からは受け入れられないサービスということがよくあります。
「いい商品・サービスを作れば売れる」という時代は終わりました。
世の中にある顕在化したニーズを見たす商品が最もすぐに売上につながるでしょう。
潜在的に抱えるニーズでまだ満たされていないものを満たすことができるサービスを作れば、世の中を変えられるほどのインパクトを起こすこともできるでしょう。
ニーズを無視して、自分ができることから始めてしまうと売れないリスクを抱えることがあります。
しっかりと、商品はだれに売れるのか、どんなニーズを満たすことができるのかを考える必要があります。
売り方まで描いた上で起業する
どのような流れで販売するのかをまとめたものをカスタマージャーニーといいます。
例)
①YouTubeを視聴
②WEBサイトを見る
③メルマガ登録
④メルマガ配信
⑤購入
上記のように、顧客が販売するまでの道筋を戦略的に立てることが重要になります。
20代の人の場合は、SNSに自分自身が触れる機会が多いため、トレンドを知っていることが多いです。
20代のうちに起業することのメリットとして、SNSの活用がうまいということがあります。
当てずっぽうのSNS運用ではなく、しっかりとツールごとに役割を決めて運用しましょう。
借り入れが少なくて済む事業を始める
極力建物や在庫を抱えない事業から始めることをおすすめします。
アメリカや中国などのVC投資(ベンチャーキャピタルからの投資)が活発な国では、銀行ではなく投資家にビジネスモデルをプレゼンして資金調達を行うことがあります。
この場合、もし倒産した場合返済義務がなく、また新たに事業を始めることができます。
しかし、日本の場合銀行からの借り入れが一般的になっており、連帯保証人になり会社が倒産した場合、次の起業の際に借り入れがしにくくなります。
そのためイノベーションが起こりにくいという国としての課題があるのは事実ですが、当面はこのまま進むでしょう。
最初の起業はニーズがある事業から始めて、しっかりと収益を上げた上で新規事業を始めることをおすすめします。
本当にやりたいことをするために最初の事業はとにかく収益を獲得する。
3年以内に安定して稼げる大体制を作り、4・5年目で新規事業を立ち上げるのもいいでしょう。
SBMコンサルティングでは、1期目は本業に集中し2期目で新規の事業を4つ始める計画となっています。(すでに2つの事業はスタート)
20代こそ小さく始めよう
とにかく小さく始めることをおすすめします。
計画を入念に立てる事業は大手企業に任せましょう。
マーケターの視点からすると、どんな計画よりも「市場に問う」ということが重要となります。
どれだけ立派な計画を経営企画室で立てても、市場に出さないと本当に売れるかはわかりません。
すぐ初めて、改善を繰り返すという方法の方がお客様に喜ばれることが多いです。
また、本腰を入れて数千万円の投資をしたけど、全然売れなかった・・・・
というリスクを取らなくてすみます。
商品を製造して販売したい場合は、最初から機械を入れて起業するのではなく、OEMで製造を開始して売上が獲得できるようになったタイミングで設備投資と回収の計画をたてて今後の事業展開を考えた方がリスクを抑えられます。
副業で起業する
副業で始めることを強くお勧めします。
私も20代の後半で副業を始めて、安定的に収益が上がるようになってから独立をしました。
副業がバレずに起業できる方法は「SBMCの起業塾」で紹介しています。
詳細が知りたい方はぜひご受講ください。
SBMCの起業塾の無料講座はこちらから
20代の起業にSBMCの起業塾がおすすめである理由
健康年齢が伸びている中、定年退職の年齢を引き下げる動きが活発になってきています。
サラリーマンを続けることを仮定すると20代の人はあと60年近く働かなければなりません。
起業すると
- 生涯年収を早い段階で稼ぎきれる
- スキルがなく、会社にしがみつき、早期退職(実質クビ)をして働く場所がない大人にならなくてすむ
等のメリットがあります。
起業の成功可能性を高めることに特化したSBMCの起業塾は、「売上を上げやすいビジネス」を考えるためには必須といえるでしょう。
ニーズがあるかの調査方法がわかる
WEBを活用して、ターゲットのニーズを調査する方法をお伝えします。
どこの起業塾でも学ぶことができないノウハウです。
ぜひ、WEB集客に力を入れたい人は学んでいってください。
事業計画とデジタルマーケティングの施策スケジュールを作成
創業期に必要な事業計画書を作っていただきます。
最低限とはいったものの、公的な金融機関の創業融資で作成する創業計画書よりもボリュームが多い計画書となっています。
経営をする上で最低限知っておいてほしいことだけを入れています。
また、売上を上げるためのデジタルマーケティングの施策の計画も立てていただきます。
1/10の費用で10倍お得な情報を得られる
競合が440,000〜770,000円で行っている起業塾よりも、より具体的で現場のコンサルティングのノウハウをお伝えするSBMCの起業塾のほうが低価格(55,000円〜)でサービスを提供しています。
低価格にしている理由はシンプルです。
起業するときは、なるべくマーケティングにお金を使ってほしいからです。
創業期は明日の売上を増やすための活動に注力していください。
そのために必要な前提の情報をお伝えしています。
現役の経営コンサルタント・デジタルマーケターから学ぶことができる
経営コンサルティング会社の勤務経験と、デジタルマーケティング会社の勤務経験がある社長が塾の講師を務めます。
創業〜中小企業の売上を上げるためのマーケティング支援を日々行っている社長がお伝えするノウハウは、教科書にはない価値の高いものになることでしょう。
机上の空論ではないリアルなノウハウを学べる
起業塾・創業塾のくは、教科書に載っているようなノウハウをお伝えすることが多くなっています。
全く意味がないとはいいませんが、効果は限定的です。
大多数の人がやっていないから効果がでます。
大手企業と中小企業の差が埋まらないは、まさしく「デジタルマーケティング」(WEB集客)の知識格差からきています。
大手企業向けのデジタルマーケティングの支援をしていく中で、「これだと差は広がる一方だな・・・」と課題を感じていました。
今後、売上が上がる会社とそうでない会社の格差は広がっていくことでしょう。
逆に創業期から、しっかりと売り方を学ぶことで成功する可能性があがります。
ぜひ、20代で起業したいと思っている人SBMCの起業塾でお待ちしています!!!