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地元で起業を考えている人必見、成功の確立を上げる方法。地方の創業を応援!

地方で起業

起業のケースとして、都心からのUターンで地元起業するケースが増えてきています。

また、もともと地方出身で地域課題解決のために起業するケースも増えていきます。

成功する人もいますが、失敗する人もたくさんいるのが現状です。

これから地元で起業をお考えの人が、少しでも成功できることを祈って、地元起業を成功するための秘訣についてお伝えします。

有益な情報を取り揃えていますので、地方で起業したい人は必ず最後までご確認してください。

地元で起業の成功の秘訣

地元起業で成功するための秘訣をお伝えします。

都内での起業と、地元での起業では必要になることが異なります。

市場も違えば、価値観も違います。

地元の見込み客に合わせた事業展開を行う必要があります。

成功の秘訣は3つあります。

①潜在ニーズを満たすサービス

潜在ニーズを満たすサービスであることは必須条件です。

地元の課題を解決したい。

過疎化を解決したい。

という地域課題の解決は素晴らしいですし、社会的意義の大きいです。

その一方で、そこで住まう消費者の潜在ニーズを満たすサービスとはズレがある場合が多いです。

まずは、事業化・収益化が先決です。

何よりも売上・利益です。

事業拡大すれば、結果的に地元で雇用を生み出します。

そして、資金が潤沢になれば、町おこしを自社の資金で行うことができるでしょう。

まずは、民衆が欲している「潜在ニーズ」からずれないことが大事です。

②WEB集客の強化

これから新規で事業を行う場合、WEB集客を起点にしたビジネスをおすすめします。

なぜなら、WEB集客は再現性が高く、横展開しやすいからです。

地元で成功させることができれば、他の地域で同じことをすれば同様に成功する可能性があります。

地元の平均年齢が高いのでネットは後回し・・・というのはやめましょう。

スマホを活用する世代は引き上がり、スマホに慣れている世代が高齢化になれば自ずと、スマホの使用割合も増えていきます。

WEB集客をうまく活用しましょう。

③オフライン集客の強化

地元の事業の最初のブースターになるのは、オフラインの集客のパターンもあります。

知り合いのツテで、紹介で・・・

という期待を持てるのが地元での起業のいい面です。

WEBの集客をして、オフラインではコネクションを作ることをメインに起業当初は活動してもいいかもしれません。

すぐには花が咲きにくいかもしれませんが、人と人のつながりは強力な力があります。

地元で起業する時の注意点

地元で起業することの注意点を守らないと、うまくいくものもうまくいきません。

これからお伝えする3つの注意点は必ず守って起業しましょう。

失敗の可能性を下げることが、成功の確立を引き上げてくれるでしょう。

差別化に走りすぎない

差別化!差別化!ということをいっているコンサルタントもいますが、気をつけましょう。

地域も地元に絞り、メインのニーズからずらしたニッチの戦略をとると、だれも買ってくれない。

ということが起こります。

そんなはずがない・・・

と思う方もいるかもしれませんが、地方での起業相談を受けていると大体が差別化をこじらせてしまい、誰からも求められていない商品となります。

耳にタコができるくらいお伝えしたいです。

「差別化をこじらせて、ニーズがない商品にはしないでください」

お金になるビジネスを行う

しっかりとお金になるビジネスを行うということも大事です。

地方の課題を解決したい!!

このような社会起業のようなスタンスで地元起業する人は多くなっています。

この場合、メディアウケがいいのでテレビからの取材を受けることが多くなります。

有名にはなるけど、会社の実態は売上が少なく廃業寸前。

このような起業をたくさんみてきました。

起業で大事なのは、事業を継続するための資金・売上です。

売上と利益にこだわることを忘れないでください。

地域貢献を第一に考えるなら、ボランティアで貢献することもできます。

ビジネスをするなら、社会貢献と自社の収益の両方が大事になります。

バランスを間違わないように気をつけましょう。

無料サービス・割引に注意

地域色が強いビジネスで直接接点があるサービスの場合、地元の知り合いから値引きを要求されることがあります。

一度答えてしますと、正規の料金では買ってくれなくなります。

近所の人に言いふらされた場合、私も私もとなりますので、収益は悪化します。

何より気持ちがいい事業はできません。

そして地域に貢献したいという気持ちも小さくなってしまいます。

値段は変えずに、なぜうちの商品・サービスがいいのかをしっかりとお伝えできるビジネスをしましょう。

しっかりと、自社の商品・サービスの魅力を伝えられないと、事業を軌道に乗せることは難しくなります。

地元で起業することのメリット

地元で起業することのメリットもたくさんあります。

東京都内で起業することもメリットもありますが、自分が好きな地元で起業するならしっかりとメリットを活かしていきましょう。

それでは、地元起業のメリット3選をお伝えします。

少ない自己資金で起業

地元で起業する場合、都内で起業する場合と比較すると固定が少なくすみます。

最も大きいのは家賃になります。

店舗を構えて起業する場合、都内よりも少ない金額で起業することができます。

固定費が少ないビジネスは、廃業リスクが低くなりますので地方で起業することのメリットとなるでしょう。

コネクションが作りやすい

同じ県で生まれ育った人、というだけで親近感が湧くものです。

ましては、同郷の若者が起業したら応援したくなります。

取引先に学校の先輩がいることもあります。

どうせ同業者にお願いするなら、後輩にお願いしたということにもなります。

ぜひ、地元ならではのメリットを活かして起業を成功させましょう。

家族からの協力を得やすい

家族からの協力が得られるのはとても大きいです。

都内で一人暮らしをして、さらに事業の店舗を借りて・・・となると、固定費地獄になります。

生活に必要な最低限の金額が低くなれば、勇気を出して起業しやすくなります。

実家で食事・寝泊まりをさせてもらえれば、生活費がかからない場合もあります。

協力的なご家庭の場合は、成功するまでの数年間・投資だと思って生活させてください。とお願いするのもいいでしょう。

そのかわり、成功したら恩返ししましょうね。

地元で起業することのデメリット

地元で起業することのデメリットについても、メリットと同じように記載していきます。

地方で起業することのメリットとデメリットを天秤にかけて検討してください。

場所によっては市場が小さい

何と言っても市場の問題です。

人口が少ない地域では、そもそも売上の天井が決まってしまいます。

コネクションを作れる・応援してもらいやすい反面、売上の増加も天井があります。

最初の店舗・事業への投資額と、うまくいった場合の売上・利益を計算して必要以上の投資は避けましょう。

他の地域に横展開していけばいいので、地域色の強いビジネスの場合は、気をつけましょう。

価格の交渉がしにくい

地元の地域課題を解決したい!ということを掲げてメディアに取り上げられた場合、価格の引き上げが難しくなります。

そして、収益性が低いビジネスになってしまいます。

社会起業の場合、自社の収益が第一ではない場合もあります。

ただ、お金にこだわりすぎない事業運営の場合、メイン事業としては行き詰まってしまうことがあります。

しっかりと、収益の柱を別で用意した上で、社会起業をしましょう。

失敗した時に噂が回る

いい噂もすぐに広まりますが、悪い噂はそれ以上に広がりが早いです。

地元で起業することは、それなりの覚悟を持って行う必要があります。

地方に行けば行くほど、この特徴は強いので気をつけましょう。

地元で起業時に活用できる支援金

県ごとに、「起業支援金」(名前は県によってまちまち)という事業をおこなっている地域があります。

起業する際の資金の1/2〜2/3を支援金として返済義務がないお金をいただくことができます。

地元で起業したい!とお考えの人は必ず、確認してください。

「県名 起業支援金」「県名 起業 お金」等で検索するとよいでしょう。

公的機関とのつながりを作る

補助金の情報などのお得な情報に詳しいのが公的機関です。

地元企業との結びつきも強いので、間接的に地元企業との結びつきも強くなるでしょう。

お客様の紹介はもちろんのこと、協業等のお話もできますので公的機関との繋がりをもっても良いでしょう。

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著者:

平井 東

(株)SBMコンサルティング 代表取締役
   SBMCの起業塾 塾長

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。
経営コンサルティングとデジタルマーケティングで売上拡大を図るコンサルティング事業を行っている。
「SBMCの起業塾」等のスクール事業も行っており、起業・創業者支援も積極的に取り組む。
経営コンサルティングとデジタルマーケティングに特化した「起業塾」はSBMCの起業塾のみのサービスとなっている。